バカとか無知とか根性なしとかの問題ではなく、伸びない人は自己肯定感の低い人
頑張っているけど成果がなかなかでない人
あなたの職場には、
一見真面目そうで、努力もしてそうだけど全然成果が上がらず苦しんでいる後輩や同期、もしくは上司はいませんか?
私の職場には、います。
というか、いました。
今回はそのことについて少し話を広げていこうと思います。
成果が上がらず、周りからの評価も低く、苦しんでいる人は、どの職場にも必ず1人や2人いるでしょう。
大抵はスランプ
といった感じで、時間とともに壁を乗り越えて成果を掴み取っていると思います。
でも…
いませんか?
一見すると真面目で、意欲もありそうで、頑張ろう!って気が凄くありそうな方ですが、実際のところ、成果が上がらず、周りからの評価もそこまで高くない方です。
もがき苦しんで、時には先輩に怒られ、時には励まされ、アドバイスをもらい。
これを乗り越えれればグッと成長できるのになーっていう期待感もあるのに…
な・ぜ・か
伸びない人。
実はそれ、自己肯定感の低さがその原因です。
自己肯定感の高低と仕事の成果の関係
自己肯定感とは、読んで字のごとく、自分を認め、自分はできるんだと自分で思っている意識の部分です。
自己肯定感が低い人は、自分に自信が極端にありません。
なんの因果関係もないのに、過去の失敗を引きずり、勝手に自信喪失しています。
もっと悪いことは、
自己肯定感が低いと人の言う事を聞かない傾向があるのです。
変だと思いません?
自分に自信が無いのならば、逆に人の言う事を素直に聞いて、そのまま実行しそうなのにと。
逆なんです。
自分に自信が無く、そもそも他人のアドバイスを聞いたところで自分には出来ないと思っているので、どんかアドバイスを受けても、何も動かないのです。
動かないと状況は変わりません。
怒られるといった圧力で動いたとしても、それは所詮自己流。
結果なんてなかなかでないです。
そして、結果が出ないので結局自信を無くし、負のスパイラルに突入です。
酷い場合は、人間関係も上手く構築できなくなり、疎遠になり、終いには会社を辞めていく人もいることでしょう。
それほどまでに、
自己肯定感というのは大切なのです。
自己肯定感の低い人は成功体験が少ない、もしくは無い人がほとんどです。
その為、他人の成功体験アドバイスを聞いたところで自分の中に噛み砕いて落とし込めない為、アドバイスが意味の無いものになってしまうということはザラにあります。
部下や後輩に教える立場になったことがある人ならわかるかと思います。
アドバイス、全然響いてねぇーじゃん
って思うこと。
まぁ、伝え方やそもそものアドバイス自体が間違っていることもありますが。
では、自己肯定感とは一体どこで培われていたのか?
いつから自己肯定感が低くなってしまったのか?
残念ながら、それは親の教育と周りの環境で決まってしまいます。
恨むなら親と環境を恨め
残酷ですが、親の資質が見えるところですね。
そんなこともあり、私の子供は褒めて伸ばしたいと考えさせられた今回でもあります。
じゃ、自己肯定感が低い私はもうダメなのか?
不安になる方もいるかも知れません。
大丈夫です。
安心してください。
自己肯定感を高める方法は、色々巷に溢れています。
正しいものもあれば、そうでないものも。
基本的にストレスを感じないやり方を選んで欲しいのですが、私がオススメするとしたら1つだけ。
自己肯定感の低い人は、仕事で結果を出せていない人が多いです。
つまりは、色々なことを上司や同僚、部下にまで言われている可能性があります。
●●すべきだ!
なんで●●しないの?
こうやって色々な人から色々な価値観を四方八方からぶつけられ、ストレス溜まりまくっているかもしれません。
信じる人を見つけましょう。
この人なら信じられる。
そんな心理的安全性が確保できる人を見つけて、その人についていきましょう。
職場でなら、直属の上司がそれに相応しいと良いですね。
いなければ、他の人でもかまいません。
別に職場でなくても大丈夫です。
今はオンラインで非常に多くの人と繋がれます。
本当に色々な人がいます。
いや、本当に。
あなたにあった人も必ずいます。
無料でたくさんのコンテンツが見れますよ。
・ブログ
・ SNS
あとは本もいいですね。
好き嫌いがあるので、自分に合ったものを選んでもらっていいと思いますが、やっぱ本は読んだ方が良いと思いますねー。
自己肯定感が低い人が、いきなり生まれ変わったように変わることは、正直難しいです。
徐々に、徐々に、じわじわ変わっていきます。
だから焦らないでください。
焦ると逆効果。
もっと心の余裕がなくなります。
もっとゆっくり進んでいいんです。
ゆっくり進んで徐々に変わっていきましょう。
止まることさえやめなければ、進んでおりますので。