「楽」を選べば選ぶほど、「楽」から遠のくジレンマ
声を大にして伝えたい
人生の分岐点で楽な道を選択するやつに、楽な未来など待っているわけがない。
その人の真価は、困難にぶち当たったときにどういう行動をとるかでだいたいわかります。
だいたい20代の困難ってたかが知れているじゃないですか。
受験だとか就職だとか、その程度です。
ここでその程度とか言うと、顔を真っ赤にして「私はこんなにも苦しいんだ」と言わんばかりにアピールする人もいますが、事が過ぎると、何であんなに神経質になっていたんだろうと思えることばかりです。
なので…
受験なんて失敗したって挽回きくし、
就職なんて今は転職が当たり前じゃないですか。
終身雇用とかは考えていないでしょうが、今までのあなたの経歴程度で何もせずに良い会社に入ろうなんてちゃんちゃらおかしい話です。
まぁ日本には、あなたの価値を何倍も膨らませてくれる新卒という超プレミアタイムがあります。
多くの学生はこぞってその時期に自分を売り込みます。採用を勝ち取るためには、自分を取り繕って有る事無い事、ホント色んなことで自分を飾ります。
もちろん、全ての人が上記のようではないですが、逆に全ての人が嘘偽りなく自分を表現している訳でもないので…
だからこそ、新卒という超プレミアが付いた時期を、例えあなたが逃したとしても、全然悲観することはありません。
経験だとか、そんな話をしていません
先程もお伝えしましたが、社会人経験が少ないとか無いとかそんなレベルで、あなたの価値は決まりません。
挽回は可能です。
しかし、そんな状況でさえ楽な選択肢を選ぶやつは救いようがない残念なやつです。
というのも、非正規雇用から正規雇用、つまり正社員になれなかった人が、親父の会社に入ってそこから挽回するぞと言っても全く説得力がない訳でして。
- 他業界から入ってきたから知識経験ゼロ
- 前職は非正規雇用で辞めてきた
- やる気は口だけ
- 行動せず
- 悲しいかな、センスもゼロ
そんな状況で息子を迎え入れた親父も親父ですが、そんな状況になっても危機感すらない息子も息子なんです。
当の本人達は、自分の状況棚上げして、お客様にサービスを提供したいんだと言うのですから、これはもはやエゴでしかないと。
サービスを提供しないと利益出なくて資金繰りできずに会社が潰れるから、状況わかっているけどやるしかないんだと言う訳ですが…
そんなことはもちろんこっちもわかっています。
ビジネスの根本は、
“誰かの困り事を解決できる”
ということ。
その対価としてお金を頂く訳です。
自分が困っているからサービスを提供するのではないんです。
そりゃ根本が間違っていれば結果が出ないのは当たり前。お客様がどんどん離れていくのは当然の事。その場しのぎの案はありますが、悪いことは言わないので、早急に心を入れ替えて改善をすべきです。
でないと例えそうする気がなくても、お客様を結果的に不幸にします。
経営者であるならば、そうならない為に行動する責任があります。
人間の原点でしょう
私も含め、人は楽な選択肢とキツイ選択肢があれば楽な方を選びやすいです。
だからちょっとでも楽をしようとして色々な技術が発展し、新たなサービスが提供される世の中ですから。
なるべく労力や費用をかけずに、自らの欲求を満たそうとする人がほとんどです。
そんな人が社会人の多くを占めている訳ですよ。サラリーマンだけでなく経営者に至るまで。
学生を上がったばかりの人に経営者というと、それだけで萎縮し尊敬を抱くかもしれませんが、どうってことないですからね。
むしろ経営者ですらそんな状況が往々にしてありますからね。
ほんのちょっと考え方を変えて、意識付けをして、習慣にしてしまえば、あなたの現状からの挽回なんて余裕だと思いませんか?
早く一皮剥けましょう。